第1回から、Aプロ楽士として参加をさせていただいている「カツベン映画祭」!今年も無事に終映いたしました!

私は、無声映画上映出演は、公共ホールのことが多いので、年に1回、無声映画時代に華やかだった歴史を持つ老舗の映画館で無声映画の伴奏をさせていただくのは、本当に誇れに思っています。ありがたいです。

今年のAプロは『漫画映画特集』で、全編アニメーション作品です。

尾田弁士が作成した素晴らしいプロモ映像

▪️春の唄 3分 (尾田)

古くは、松竹歌劇団、現在はOSK歌劇団のテーマソングに使われていて、私の記憶では、「麗しいレビュウ」という感じです。カラオケの歌詞ガイドのような映像にぴったりと音楽を添わせるというご要望(尾田弁士)だったので、いろいろと苦心をした道のりは、noteにて。いろいろ知恵を絞って、なんとか生演奏が叶いました!

▪️のらくら日曜日の怪事件1,5分 (尾田)

90秒間のストーリーのあるCMくらいのボリュームです。尾田弁士の本作の動画をネットで拝見して、「オノマトペ」を大事にされていると感じ、それが聞き取りやすい構成を考えて臨みました。

▪️冒険ダン吉 漂流の巻 1,5 分(尾田)

これも同じく「おもちゃ映画」という短い映画のジャンルのようです。時代的に、「土人」のような表現がでているのですが、ここはお子様むけのファンタジーという感じで、異国情緒の音色でリズミカルに表現させていただきました。

おもちゃ映画2篇についてのnote

⚪︎MAHOROBA 15分 (尾田)(サウンド版)

サウンド版なので、尾田さんのソロパフォーマンス このような演出も良いですね。会場が映画館だ!ということを再認識できました。


▪️映画演説 政治の倫理化 30分 (山城)
これは、私の国語力を大いに鍛えてくれた想いでに残る作品となりました。読んだだけでは理解ができなくて、書き写したり、表にしたり..。どこからどこまでが段落なのか?まるで受験生のように、読み解いていきました。苦労のほどはnoteにて。

効果音もたくさん使っています。

シンセサイザーを弾きながらだと間に合わない場所があるなぁ〜と思ったら、

「やってみたい!」と言ってくださった志願者の学生さんがいらしたので体験していただきました。そして、音響の助っ人としても見守ってくれたのは、「水中、それは苦しい!」アナーキー吉田 さん。ドイツからご帰国直後の折り、ありがとうございました!

さて、自分の出番が終わったら、シンセサイザーから映画祭のメイン鍵盤のYAMAHA CK88に載せ替えて、再度、Bプロの弁士マイクとCK88のマイクバランスのサウンドチェック。

途中休憩をいただきながらも、最後の鍵盤使用プログラム演奏後の、鍵盤、スピーカーまわりのパッキングまで、毎年のルーティーンのスタッフワークもなんとか完走できました。

2026年第6回カツベン映画祭のマイ装備ニューフェース!個人的な備忘録です。

ちょっと前に、カツベン映画祭用にスピーカーのスタンド固定用の「インチネジ」に対応させるために、木片や古い木製のパズルのかけらなどでDIYをした治具を作ったのですが、往路は設営時間節約のため、ラボですでに組み立てた上で搬入なのですが、撤収時にはインチネジをはずして、全ての荷物を機材車に載せるための省スペース化するために、インチネジをふくめ、M規格のものも素早く対応したいなぁ〜と思ったら…。ありました!そんなマルチなレンチが!!!

2026年のカツベン映画祭の自分へのご褒美に新調しました〜。

長時間のマラソン上映。通しチケットで、全プログラムをご覧いただいたお客様方も何人もいらして、閉幕後もカツベンへのエールに満ちた長文の感想などがSNSで見ることができました。

運営されている方々や、助け合いつつ自分のプログラムにもベストをつくす出演者の皆様。そして、「映画祭」といえば!のたのしい楽屋での和気藹々。

このような場に今年も立たせていただいたことを、本当に感謝しています。