むらさきmusicラボ、まり先生のソロ公演、新しいお手軽なプログラム「リズム道場」がスタートです。ホントは7/26がこけら落としだったのですが、都合で、本日の保育園が実施、初日となりました〜。大掛かりで、車でいくか?配送を使用する「リズムクエスト 」と異なり、「リズム道場」は、身近な小さな楽器の成り立ちやしくみをじっくり楽しく知って、リトミックとして身体で体験できるプログラムです。手荷物2個で、参上です。

*背中に刺してあるのは、アマゾンの「レインスティック 」でカバーは自分でかぎ針編みしました。

「リズム道場」の楽器一覧 
左下の紙素材のパプアニューギニアの「うなり木」は、プレゼント用で、そのまま保育室においてきました。

プログラム、最初のアクティビティは、アフリカントーキングドラム「ターマ」による「クイズ!ポケモンの名前」です。ポケモンでこどもたちが喰いついた後に、果物の名前、お菓子の名前などが「リズム」に置き換わっていくことに徐々に耳を鳴らしていっています。

アフリカンジェンベ(ジャンベ)よりかなり小さい「インドネシア ジェンベ」で手拍子のセッション。終わり方をアフリカっぽくしています。

アマゾンの「レインスティック 」と、まり先生自作のプラボトルのレインスティック を比べながら、雨の音をイメージしていきます。

年少〜年長の合同での「シアタースタイル」にて、夏の思い出イベントっぽいアクセントとなりました。後半は、2歳さんたちも飛び入りで参加。楽器あそびを楽しんでくれました。

前半は、「クイズ」などお楽しみ要素が多め。中盤は、しっかりと語って「知識を増やす楽しみ」を伝えていっています。「鈴とベルの違い」「どれみの音を持つ自転車ベル、テーブルベル、鍋などの日用品」などについての説明を、こどもたちはとても丈夫に聞いてくれました。

ショータイムの最後は、まり先生のアフリカっぽいカリンバ独奏。こどもたちの目の前で「親指」で演奏をする不思議な楽器をお披露目しました。このカリンバは、京都の民族楽器コイズミで購入した羊革の拡声器があるものです。チューニングは、akebomo音階だったものを、アフリカっぽい音階に自分で変えています。YouTubeの「Nicotリトミック」シリーズの冒頭のジングルになっている私のシンボル的な楽器です。

「リズム道場」のねらい  小学校では「ピアニカ」など演奏上のうまい下手、間違えないように演奏をすることが求められます。「音楽」はツールだというのが私の持論。「何をやりたいか?何を表現したいか?」を持たない演奏は空虚なので、幼児期に、いろんな音楽の「やりたい」気持ちを増やしていきたいと願って、このような活動を提案してみました。

今日のこどもたちも、このセッション中、「やりたいこと」がいっぱい見つかりました!よかったね!