補足 あると便利なもの 工事用強力クリップ 目数カウンター(パンダ)
ループづくり (ここではプラ板を切って使用、定規で代用も可)
ループができたら、ビーズの大きさにあわせて、円周上の数をきめます。
私は、シェケレだけではなく「カシシ」の製作をしているので、それにならってなるべく奇数にしています。
この瓢箪で、このビーズだと、39列が良いと思いました。良いと思ったところでやめれば良いだけなので、正解はありません。お好みです。
自分用なら思いのままに編みすすめるのですが、今回は、お客様用に予算をつくりたかったので、編んだつもりで最終段の位置を逆さまにしてきました。
段には、結び目の分も計上したいのでダミーの小ビーズも入れ込んで、だいたいの段数の目安をつけました。
12段でとめると良さそうです。
39列のビーズを12段ほど編むと合計468個のビーズが必要そうでした。
今回使用したアルファベットビーズは、1袋250個入りだったので、まぁ2袋で良いこととして算出しました。
今回は、¥500入りのビーズも数多くラインナップしているので、同色で仕上げるのも良さそうですね。
ブラジル製のメーカー品のシェケレの中心価格帯が¥12000~¥17000くらいなので、逆にとても安く輸入して販売してくれているんだなぁ〜と感じます。
今は、コロナ禍で輸入が難しく、また瓢箪の出来も昨年はよくなかったそうで、すべてブラジル国内のお祭り用に瓢箪が抑えられてしまい、昨年はほとんど日本にはシェケレの新作は入ってきていないそうです。
ブラジルのメーカーのものは、ビーズの編み込みにも意味があるものなので、とても興味深いです。
【瓢箪のネット販売】
瓢箪は、ランプを作ったり、シェケレの他にもカシシでは底材となりますし、カリンバを作る場合もあります。いろんな使い道があるので、需要も多い上に、国内で大きいものを栽培するのは高度な技術がいるので、現在では高価で取引されることが多いと思います。その反面、古道具屋さんでは、安価に投げ売りがあったり、古い民家の倉庫にはひっそりとあることもあるでしょう。世代によっては、水筒など実用品として使用した感もあり、そんなに価値のあるものと思っていない方もいる様子です。
ブラジルメーカー産の「シェケレ」の材料の瓢箪は、ブラジル国内でのお祭りでの需要が高いので、日本に輸入できない年もあるそうです。2021は、悪天候のためブラジル国内のみだったそう。
一方で、市販されているブラジルメーカー産の「シェケレ」のビーズが外れたものも、ネットオークションでは出回っている様子です。それが入手できたら、それは本当に値打ちものですね。私のWSにも、そんなお宝をネット入手できた方がいらっしゃいました。
さて、どんな瓢箪が入手できるのか?
演奏形態(ステージ使用1曲のため、パレード使用2時間ほど継続して使用)、ジャンルによって、大きさや重さ、ビーズの編み方もかわると思います。創りたい音によって、糸とビーズ、瓢箪の相性を見極めながら、音作りを編みながら楽しんでください。