2023年11月22日

いよいよ小学館図鑑NEO「音楽」が、発売されました!

直前に朝の情報番組で「芦田愛菜」ちゃんのCM撮影の様子が放映されたこと、園児たちがよく見るTV番組枠にCMが放映されていたことで、こどもたちの認知度もバッチリ!

私は、2023年現在、同系列の4つの保育園を月に1回ずつ、リトミック指導で巡回し、同系列の保育士研修も担わせていただいています。各月ごとにテーマを決めてカリキュラムを組んでいるので、もちろん楽器もたくさん持って保育園を訪問させていただいています。

 

毎年、リオのサンバカーニバルにあわせて、2月にはサンバの楽器を一式、各保育園に持参しています。年長さんは、長く伺っている園では、赤ちゃんの頃からなんとなく馴染んでいる「年に1回のサンバ」なのですが、意外と楽器のことはよく覚えています。特に「ブラジル国旗」がわかりやすい「タンボリン」は、人気なので、ひとめで「まり先生の楽器」とわかるアイコンのようになっている模様です。

こどもたちが書いた感想を眺めてみると、

・3年間、がんばってくれてありがとう。

というワードが目立っていました。

こどもたちからの質問で、「この図鑑、つくるのに何年かかったの?」というのに答えたので、このワードがとても多くなった園がありました。

年長さんになると、「3年間」ということが、自分の生きてきた6年間の半分!記憶が残っているのは3歳くらいからなので、とてもわかりやすいのですね。反対に、楽器所有者は「300人ほど」関わったということに関しては、幼児はピンとこなかった様子。300という数を教えるポイントを研究しようと思いました。

別の園では、チラシにストラディバリウス作成のバイオリンが等身大でありましたので、その値段をあてる活動をしました。値段について、参考:詳しく紹介しているサイト

最近、毎日ニュースでみる大谷選手の年棒よりも高い!ということだけ、理解していた様子でした。

 

保育園児たちにとっても、一番人気は、QRコードで読み取って、音が聴けること。ありがたいことに、4つの園の年長さんの分だけ、立派なチラシを送っていただけたので、この子たちは、家でもQRコード体験ができました。

私がかつてむらさき幼稚園園長だった頃は、各家庭にも「図鑑」はあるものという前提だったので、幼稚園の図書の貸し出し(週1)は、図鑑は除外されていました。今は、スマホが普及して、図鑑を買う家庭と、ミニマリストで図鑑も含め書籍はなるべく購入しない家庭もあることを、今回の保育園での取り組みで感じました。

「きっと、ママは買わないと思うよ。」

という声を聞いていたので、無理をお願いして立派なチラシを全年長児分をお願いしたのです。

私のこども時代には、各家庭に百科事典があった時代でした。ググって検索すると、ピンポイントで、商品がでてくる、プロか素人かわからない責任の所在のない動画がでてくる。Wikipediaは、善意の人の寄せ集め情報なので、監修者がいない。

長年、教育に携わってきた身としては、図鑑の素晴らしさを啓蒙したいところだけれども、「モノが増える」ことを嫌う人も増えているので、それは各ご家庭の判断ということなのですね。

まり先生も、こどもの頃「ママーレンジ」を買ってほしかった。いろいろです。

 

楽器性格診断は、全ての園でやりました。代表のこどもだったり、先生だったり。全員で、ウルトラクイズ方式で⭕️と❌で移動したり。

こどもたちは、まったくもって「楽器の名前」をあまり知っているわけではないので、まずは「自分の性格楽器」という目的を持ってくれることで、その後の「索引から見つける」という作業が俄然モチベーションがあがります。

このシステムを考えた方!

幼児教育歴、35年選手のまり先生が、太鼓判を押しますね!