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リトミックって?

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リトミック創設者 エミール・ジャック=ダルクローズ

リトミック創設者 エミール・ジャック=ダルクローズ

リトミックについて
スイスの作曲家エミール・ジャック・ダルクローズ によって始められた音楽教育法。自然の中のリズム を発見し、身体で表現する楽しさを音楽を通して学 びます。musicラボの母体となった「むらさき幼稚 園」では、創業から50年間、保育の特色としてリト ミックを掲げていました。

AI時代に生きるこどもたちへ リトミックの必要性

リトミックってどんなもの?という問いに、私も数え切れないほどお答えしてきましたが、
長年リトミック指導をしつつ幼稚園園長の経験を積み、そして現在は多方面での活動をし、
「時間と空間の芸術の感性を磨くため、身体全体で音楽を表現することを学ぶ」リトミックの役割について、私自身より深く考えるようになりました。

リトミックは、お手本や正しい形、点数や加算が可能なダンスや、新体操とは異なり、おのおのが自分で考え、自分の中でやりたい表現を見つけていかねばなりません。そのためには、音を聴きわけ分析すること、身体をコントロールするという意味で、手を使って考えるということは、私の保育経験から、大変有効な手段と思っています。
大人のリトミック講座や、ピアノを他の場所で習得をしているお子様方であれば、また、違うアプローチから身体を使った活動に持っていけるのですが、ここ数年、様々な場所で小さいお子様を指導していて思うのは、「お手本なしの自由表現・工作」をこどもたちが実現する以前に以前に、こどもたち、そして、その親の世代の皆さんにも、例えば「キット化されていない製作」「見本のない身体の動き」「即興的なイメージ、空想」といったものの経験が欠落していたり、あるいはニーズそのものがないということが顕著になったように感じています。
(デコるなど、応用編として想定されたものを装飾することで満足されている場合もあるのですが、時間と空間、手の感触での「塩梅」の感覚と想像力があれば、そこにある材料からインスパイアを得て、創作をすることができます。冷蔵庫の余り食材さえアプリのレシピを検索する現代ですので、ガイドなしでいちから作り上げる力は、本当に希少です。)

例えば、「リトミック」は、音楽にジャンル分けはされていますが、本来は「総合藝術」(リベラルアーツ)なのです。そもそも、公教育においても、私塾においても、絵画、造形、創作(小説)、作曲、ダンス、演奏を総合的に教えられる人材も、場所も、見つけるのは困難な状態かと思います。しかし、こどもにとってはこれら藝術はすべてが一緒で、小さいうちからこの感性を総合的に会得することで、自分で考えるイメージを持つ人間を目指す手がかりとなります。

おかげ様で、私の「オリジナル楽器づくり実験室」などのコンテンツが人気なのも、こどもたちが成人し、就業する際に、AIに代替えできるような職業は、すでに消えていると言われていることからの危機感からだと思っています。
教え込まれる記憶重視型の教育しか経験をしていない場合、自分で考えオリジナルなアイディアを出す仕事や、人間同士のコミュニケーション能力を発揮しあう「気遣い」「気配り」が求められる職業、ひいては経営をする側には回れません。それはアイデンティティを失うことに他なりません。アイデンティティを失った人、またクリエイティブな発想ができないため仕事の幅が限られる人は、生涯年収も異なってくることでしょう。

リトミックをやっていれば救われるという簡単な問題ではありませんが、今のこどもたちにむけては、関わるおとなたちが全員で取り組むべき問題だと思っています。
日本の教育体制の遅れを鑑み、世界で通用する応用力を今から育てなければなりません。
幼稚園の外で活動をしてきて、親御さんのニーズも、そう願う側と、詰め込みさえすれば良いと思う側の二極化してきているのだと感じています。

私とリトミック

まり先生とリトミックの出会いは、むらさき幼稚園の入園(4歳)からですが、祖母、父母が国立音大出身のために、リトミックを家族が音大で履修をした環境があったということが大きかったと思います。特に、祖母は、「窓際のトットちゃん」の小林宗作先生に直接、リトミックの講義を受けたそうで、その思い出話しを沢山聞かせてくれました。父母は、ともに、板野平先生に習ったそうです。むらさき幼稚園では、小林宗作先生の直弟子の白井民枝先生に指導していただき、それは、音大に入学した報告とともに、音大時代は、リトミックの現場の見学や心構えなどを伝授していただきました。
音大卒業のタイミングで、たまたま「むらさき」でのリトミックのポストに就け、通信教育で幼稚園園長資格等を取得するまでの間は、助手、講師などのいろんな形態で働き、その間は、「こどもの城」でも働き、サンバや世界の音楽や、かけがいのない仲間と出会いました。
その後、「リトミック教諭」「園長」と常勤しながら、園生活の中でのリトミックにこだわって、こどもたちの育ちを見守ってきました。

音楽を始め、習い事をするということは、自分を伸ばすために、いろんなポイントに注目し、クリニックして、よりよくしていこうという努力をすることだと思います。この経験が、何より、社会では役に立つことでしょう。最近では、習い事でも、「お客様」扱いのテーマパーク化が進んでいるようですが、楽しい思いを共有するには、まず、同じ仲間になるという意識を持つことが大切と思っています。おもちゃの片付けや、人に「貸して」といえる、嫌なことを「やめて」と言える。そんな見守りがあってこそ、のびのびとした表現に結びつくと思い、通常のリトミック教室でない、会員制の「お城」のような場所を目指そうと思っています。
リトミック世界大会で、スイス=ジュネーヴのダルクローズ音楽学校でのセミナーに参加した経験があります。小学校の正規科目にリトミックがあるお国柄なので、思春期、学生、主婦、シニアなど、いろんなクラスが展開していました。
特に力を入れたいのは、土曜日のスーパークラス。親子、家族で、リトミックを基礎とした、打楽器をたくさん使った表現活動を、皆さんと一緒に創り上げていきたいと思っています。そこに、つながるように幼児から、育成し、小学生にもなれば、自然とサッカーで遊ぶように、楽器で遊べる子が
育つでしょう。「遊び弾き」ができる子、楽譜がなくても弾ける子を育てたいのです。会員は、ピアノが必修です。ピアノを買う必要はありません。ラボで弾くだけですが、小さい積み重ねをしていき、セッションができるくらいに育てていきたいと思っています。
私には、リトミックには、演奏する力は絶対必要だと思います。ピアノと、打楽器で、自分を表現できるように、教えたいと思っています。

リトミックは、「時間と空間」の芸術です。
時間と空間のコントロール術を身につけ、人とアンサンブルする協調性を身につけることできるリトミックには、正解がありません。リトミックが上手い人とは、体から音楽が感じとれる人。音楽を聴いて、筋肉が喜ぶ人のことだと思います。
仲間を募集中です。

 

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リトミックワークショップ出前します!未就園児親子、未就学児、小学生、社会人研修など、いろんな形でのリトミックワークショップを展開しています。プレイバルーンという大きなパラシュート生地の円形の布を使ってのリトミックが好評です。

屋外イベント、お祭りなどにも対応できます。ミュージシャン同行の「楽団ぺとら」バージョン、楽器作りワークショップなどのコンテンツもあります。

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