• image

1組め

いろんなカシシ(籐)と

マラカス(革、プラスチック)やセミージャ種子の鞘などの比較。

image

image

2人の参加者でこんなに可愛いメダルカシシを作ってくれました。

お一人は、夏休み自由研究にされるということで、レポートのお手伝いのプリントも用意しました。

お友達と絶対にかぶらないメダルカシシ。

全国で2箇所。東京では、うちだけで製作可能な手作り楽器です。

お昼を挟んで、2組目。

「作曲」の個人レッスンを受けてる子の自由研究としての構成作り。ついでに、もう1曲作りました。

image

1日の最後は、

「カシシ作りワークショップ 大人バージョン」

image

とても手作りに興味のある方だったので、手作りでそして、綺麗で、音の良い「カシシ」が出来上がりました。

こんな風に「カシシ」の輪が広がれば嬉しいです。

外部でも、「大人向けの普通のカシシ ナチュラルカシシ」のワークショップをやったので、今期の在庫は、これでおしまい。(お取り置き分は確保しています)今、次期を発注中です。そして、次は、なんと!「ひょうたん底」です。

岐阜の工房「エスペランサ」に素材を提供していただいています。

ご報告は、以上として、ちょっと「自由研究」にこだわる私の物語を書かせてください。

実は、私。

中学時代は、「理科少女」でした。

課外クラブは、演劇と合唱でしたが、課内クラブは、「科学部」(II分野)でした。自由研究のテーマで、「宇宙の作り方」と題して、風呂場で洗面器で、石鹸の泡をビックバンに見立て、緻密なイラストでレポートにしたもので、「金賞」をもらい、市内の選抜理科少年少女の「科学センター」という先生方の研修サークルに、ご褒美で、先生の車に乗せていただいて、通わせていただいていました。

小学校の時には、詩で賞をとり、朝日新聞に掲載。そのご褒美で、多摩動物公園の飼育係り研修に東京都から選抜された子供たちの集まりに参加しました。

大学1年生では、「楽器学」の夏休みレポートの代わりに、自作の1弦バイオリン(ビリンバウの要素も入れた、綺麗な彩色にしたもの)を提出したところ、国立音大楽器博物館に所蔵されました。(この出来事が、今は、中世古楽歌手として有名なバリトン歌手の辻康介氏の目にとまり、楽団「ぺとら」の結成のきっかけににもなりました。)

なので、私の身体の中には、夏休みになると、「何か大きなことをするチャンス!」というパワーが湧き出るのです。

自分の子供たちにも、演劇好きが高じて、今は、学生をしながら舞台女優をしているお姉ちゃんには、映画を撮るサポートをしたり、弟は、多摩川を遡って生き物を研究したり、水族館を巡ったりと、いろんな研究をサポートしました。

息子のニックネーム「パンダ」の日記もあります。

自由研究は、「調べ学習」をする勉強のチャンスであり、親が学習のすすめ方を伝授したり、ともに考えられる唯一のチャンスでもあると思います。

でも、最近では、「そこまでかかわれない」という親御さんの声に配慮して、「やってもやらなくても良い」ものにする学校もあれば、「やっても、展示するだけだから、やってもやらなくてもあまり目立たない」と、されているところもあるそうです。うちのこたちの経験では、9月の保護者会は、親サイドの「自由研究こぼれ話」を披露しつつ、展示を皆で鑑賞する機会がありました。

学校の校庭を毎日何周もして、東海道を図る日本地図を作成したり、大きな木工に挑戦したりと、皆、創意工夫に溢れていて、とても参考になりました。一方で、親がかかわれないし、子供もやる気のないご家庭は、それなりだったり、未提出だったりしたのですが、それはそれで、親も心得ていて、「9月の保護者会には、出ない」ということで、あっさりと乗り切っていたように思います。周りも、「だって●●くんは、サッカーimageあれだけ頑張ってるもの、暇ないものね〜」と、普通に受け入れていました。私たちの世代は、元もとがバブル世代なので、親になっても、いろんな人がいるというのに、寛容なのだと思います。

今の教育環境のことは、詳しくありませんが、

きっと、「できない子に配慮してほしい」という声があるのだなぁ〜というのは、夏休みのホームセンターに溢れている「キット」の販売や、デパートの「1にち手作りコーナー」にも現れているんだなぁ〜と思います。

だからといって、「ラボで、キットのカシシを作れば簡単だよ」と言っているのではありません。

これは、ひとつのきっかけです。

ラボの奥には、コックピットのような、私のオフィス兼、アトリエ兼、サンバ楽器倉庫があります。

「こどもの城」のバイト時代に、当時は、同じバイト仲間という立場だったパーカッショニストの渡辺亮さんの、パーテーションで仕切ったアトリエ工房コーナーがあり、いろんな工具がピノキオのゼペットおじいさんの部屋のようにあるスペースは、私の憧れでした。

ラボのコックピットには、たくさんの工具と、幼稚園から事情があり退職時に支給された紙類、文房具、画材が「まり先生の一生分」あります。

何かひとつを作れば、必ず、次に作りたくなります。

手を使って考えることを覚えると、

「このキットで、出来上がり図の通りに作ろう」から、「この木材の形、廃材から、何が作れるか?」をイメージできるようになります。

幼稚園時代、年長の最後に、近くの児童館で、木工を希望者に体験させる日がありました。

普通の板材を持ってきて、

「これで、宝箱を作りたい」

と、何人もの子が言ってくるので、尋ねると、

そういうキットが、子供向けのコンテンツであるそうだけれども、それは、パーツが切られたキットで、1枚板ではない。1枚板とキットの違いも、わからないこがいることに、その時に気付きました。

私の父も日曜大工が趣味で、たいていのものは作れたけれど、義父の理事長先生は、幼稚園のプールも滑り台も自作してしまった大工さんなみの力量を持っています。運動会用の役員席を木材で組む時に、「い」「ろ」「は」と木材に書いてあって、職員はそれを一緒に組み立てていたくらいです。

感覚が麻痺しているは、自分の方だと、気づき、

「手を使って作り考えること」の大切さを深く考えると、

あぁ、これも「リトミック」だと思うのです。

リトミックには、正解はありません。

それは、体操ではなく、音楽だからです。

手作りも、売るわけではないので、正解はないですよね。

好きなように、思いのままに作る。

私は、今でもそれが大好きです。

中学生の私は、「思いのまま」にやった自由研究や詩で、褒めてもらえて嬉しかったです。

私の生徒たちにも、そんな「褒めてもらう」機会を作ってあげたいと思っています。

そんな思いで、一生懸命、やらせていただいた1日でした。

長文、読んでいただいて、ありがとう。

来年も、頑張ります。

写真奥が、コックピット部です。

image