土曜日は、基本的に1、3週の午前が未就園児、園児、低学年までのお子様のいるご家族を対象とした「ファミリークラス」、第2週午後が、小学3年生以上のご家族が一緒にスーパーセッション(音楽、美術、工作を問わないジャンルを超えた共通体験)と設定しています。(9/10は、午前中にファミリー、スーパー合同で、9月生まれのお友達のお誕生会を行います。17は、クローズ日)
前回の8/20のファミリークラスで、段ボールで等身大の人形を作りました。
今回は、その続きをイメージして、大きなカラー模造紙に、お子様の等身大の型を取ることから始めます。
もちろん、導入として、上手に型を取ってもらえるまでは、リトミックで行いました。
いきなりやらないこと、ステップを踏む、導入をする。これは、幼児の指導において、とても大切なことです。
新米のリトミックの先生のご相談で、本に書いてある課題をやろうとして、うまくできないというのは、このステップの作業が本に書いていないから。導入には、子供たちにとっての自然。いつも、生活の中でやっている作業を盛り込むと良いと思います。今日は、洗濯物をたたむような動作を入れました。
最近では、
「寝相アート」というものもあるようですね。
そんな活動も、いつかやってみたいと思っています。
絵の具を自分の好きな色に混ぜて配合をする作業をして、
大きな絵に塗ります。
そして、パパやママも一緒に、ハサミで切る作業。
ハサミの持ち方、マナーも、初めての子には、伝えました。
「切る」作業をご家族ですると、
「あ、大人って、ハサミ、うまいな。」
と、お子様も感心したり、尊敬したりすると思うのです。
「お父さんじゃないとできないこと」「ママがとっても得意なこと」を、
ご家庭でも、アピールできるといいですね。
特に、ママ。ママは、裏方さんじゃないのです。
いつの間にか、お子様が王様になっていることってありませんか?
「もう、ママ、また、忘れた〜」というコドモのツッコミに、
「ごめん、ごめん」というシーンは、よくありますが、
あまり度がすぎると、「ママはできない人」という印象が残ってしまいます。
「褒めて伸ばす」という認識は、お子様には浸透してますが、パパやママにも当てはまると思っています。
今日、嬉しかったこと。
「先生、この前の金具(割りピン)を1個ください」
と、パパさん。
なんと!前回の段ボール人形を大切に、ご自宅に飾られていて、それで、つるし部分と頭にも割りピンで可動させたいとのこと。
割りピンをご家庭で一箱買ってもしようもないですよね。
そんな時に、「もう1個」と、言ってもらえる関係になって、
すごく嬉しかったです。
来週の土曜日は、「お誕生会」を平日ではなく、土曜にやってみることにしました。
手品、練習しておきます!