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昨年11月のマツダ映画社724回無声映画鑑賞会「奇想天外!大都映画特集」での「謎の殺人事件」に引き続き、活動写真弁士の第一人者 澤登翠先生の説明に、音楽をつけさせていただくことになりました。
澤登先生の七色の声。
登場人物ごとに声を変えるのみならず、
その人物の成長で少女期と乙女、成熟期と、声も変わっていかれます。
私は、昨年、自分の勉強のためにたまたま2回、サウンド版での澤登先生の「肉体と悪魔」を拝見していました。
当時の映画に盛り込みたかったと思われる全ての要素が入っています。
・当時有名だった喜劇俳優のドタバタのスラップスティックのコメディシーン。
・牧師役のシチュエーションコメディシーン。
・光と影を効果的に使用したコントラスト
・劇場付きの楽士の見せ場だったと思われる音楽演奏シーン
・カメラがいっきに引きになるシーン
・大胆に描く心の中にある回想シーン
1900年の初頭、まだ映画が発明されたばかりの頃には、
映画館でただ蒸気機関車の映像を上映しただけで観客は驚いてその場から逃げたそうです。
そこから僅か30年弱で、
人々が映画という娯楽に求める要素がこんなにレベルが上がったのですね。
映画の発達は、この後トーキーとなり、俳優も声が重視されるようになり、
劇場ごとでの生演奏でははく、サウンドトラックへと変わっていきます。
無声での映画を、日本の話芸「活弁」にて、
ぜひぜひ、生でご覧いただきたいと思っています。
私もリトミシャン(リトミックをする人)として、
映像と活弁と音楽とをシンクロさせるオペレーションに挑みます。
豊富な音色を誇るRoland社キーボードを使用しています。
オーケストラ音色だけでも様々なシチュエーションごとに残響音などを変えてています。
私は、楽器づくりもしていますので、
スクリーン上に出てくる教会の鐘、駅員のベル、駅舎の鐘の音色も忠実な音程を再現しているつもりです。
「鉄分」もたっぷり。
この作品の蒸気機関車の映像表現は、ロケではなく想像の翼を広げた斬新な手法なので演奏も自由にやらせていただいています
第一回澤登翠と無声映画を楽しむ会
 グレタ・ガルボ主演 サイレント時代の代表作
「肉体と悪魔」
1926米 90分 
弁士 澤登翠
楽士 坂本真理
3/17(日)17時開場 17:30開演
Audi Delight Cafe(横浜)
¥2500  1Dr 50席
主催 パインウッドカンパニー
   03-5856-0056
協力 Audi Delight Cafe マツダ映画社