ラボのレッスンとは別に、月2回、出張で地域の集会所または、個人宅でも、個人ピアノとリトミックを教えに足を運んでいます。

幼稚園園長時代は、毎日、園生活を共にし、「鉄棒ができた」「今日は、1回も漏らさなかった」などの、共有する思いがあった上でのリトミックをずっとやってきていたので、

ホームの「むらさきmusicラボ」でのレッスンは、週7回のレッスンを、月の前の方に集めて、多いときには、「火、木、土」と続けて顔をあわせて、密な人間関係をつくって、成長を見守っています。

出張クラスでは、異年齢には経験で乗り切れる自信があるものの、「時々しか会わない」という人間関係をどう繋ぐか?

まり先生、保育歴約30年にして、

かなりドキドキだったのですが、

彼らが、月2回の私の訪問を、どれだけ待ちわびてくれていて、私が、ドアをあけて、会場に到着すると、背筋を伸ばして、すでにピアノの椅子に着座して待っている様、レッスンの順番をめぐって、小競り合いをしたり、後半のリトミックで、私の膝の上をめぐって争奪戦があったり…。

頻度が低い分、こんな歌の歌詞のような現象が起きているのですね。

「会えない時間が 愛を育てるのさ」

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写真は、まだ教則本を使うレベルではない年少男子さん、ビギナー向けに、私が、毎回、描いている図形譜です。

今は、いろんなプレ教則本とか、教材があるのですが、

私は、私の祖母(声楽家 手塚久子)が、個人ピアノのレッスンをしていたこんな様子を真似ています。

母もピアノ教師だったのですが、母はどちらかというと技巧派なので、私よりも絵は得意で、プロ並みなのに、描いていなかった印象です。

音楽としては、

「ピカーッ!」と光るとか、

「ストップ」とか、このレベルの技術で弾ける程度のことしか、盛込ていないのですが、大切なのは、その子が好きなもので、世界観をつくってあげること。たくさんの会話をすること。かなぁ〜。がんばっています。

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その後、お姉さん方の個人ピアノレッスン後、

グループのリトミック。

テーマは、「音頭」をつくる。

うちわをつくりながら、

それぞれのイメージを膨らませます。

「自分たちの好きな音頭をつくる」にワクワクしながら、それにあったうちわをつくる。

私は、こどもの頃から、手を動かしながらだと、脳の思考が進みます。この子たちも、手を動かしながら、上手にイメージがでてくるのですが、こどもゆえに、「やり直し」が多い!

私は、時間制できているので、終了時間があると、毎回言うので、

「あ、そうだね。大きいけど、まだ自分でご飯がつくれないこどもが2人いるんだものね。」

と、納得してもらっています。(笑)

ラボの子たちは、やりきれない部分は、「じゃ、また明後日」と言えるのですが、この子たちにとって、翌々週はけっこう長いので、こどもたちも、そこはかなりねってきます。攻防戦です。

それで、

音頭のイメージ

⭐虹音頭

⭐おはな音頭

⭐やさい音頭

⭐月がでてくる

⭐〜みんな あつまれ〜

⭐川崎市

⭐溝の口、溝の口、溝の口

3回、続けるというところが、ミソだそうです。

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学校の科目にわかれている活動だったり、

大手音楽教室のリトミックだったら、きっと、

同じ「音頭」の活動でも、最初から、トークセッション、

アイディアを「ひとり1個ずつ出して」みたいな展開になるのだろうと思います。

でも、長年の保育生活をしてきた私としては、

こどもは、みんなそれぞれ違う個体!

平等、公平というのは、こどもたちにそれぞれ同じボリュームで意見を言わせるのではなくて、グループを共同体、チームとして、それぞれに得意な役割を持たせ、やりたい方向を伸ばしてあげることだと思っています。

この子たちと、

もっともっと良い関係を築くために、

夏休みは、みんなをラボに招待することにしました。

いろんなプランを考えています。

また、こちらでもご報告しますね。

お楽しみに!