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(写真掲載の許可済み)

夏休み自由研究での作曲作品集が仕上がりました!
6月の体験レッスンから、
7月の1学期中から、
「夏休みの自由研究」として取り組むことを決断した彼女もよく頑張ったけれど、
継続して通うのをサポートしてくださったご家族のご協力あってのことです。

ピアノ演奏の経験があっても、
小学3年生の彼女が、普段から自ら湧き出るメロディが溢れているわけでは、
まだありません。

作曲とひとくちにいっても、
いろいろだと思っています。

もちろん、湧き出るメロディをただ書き留めるだけのイマジネーションによるものもあれば、
「さぁ!書かねば。」
と、机やパソコンに向かう場合。

母校の国立音大 名物は、西武線内での、膝上に硬い鞄を机代わりに、和声の宿題。
私も、いまでも、電車移動中 に、iPadで譜面をよく書いています。

作曲をするのには、もちろん、楽典や、和声の決まりごとを知っていたほうが良いとは思うのですが、
せっかく小学3年生の可愛い子が、
「作曲をやってみたい」
と、言ってくれたので、
理論よりも、
「自分で曲をつくることの楽しさ」
と、
「心に浮かぶメロディへの気づき」
が大切だと思っています。

理論を学ぶ道のりの中で、
いざ曲を書こうと思っても、
理論上の間違えが気になって、
曲が書けなくなることは、勿体無いと思っています。

曲を作ることのゴールは、
プロの作曲家になることだけではないし、
音大目指さなくてもいいし、
ただただ、できたら楽しいと思うのです。

教育的な効果としては、
何よりも、クリエイティブな脳を鍛えることで、
ロボットやAIに変えられない能力が、
作曲を介して、
たくさん結びついて身につきます。

頭に浮かぶメロディを記憶しておく、
アンサンブルや、楽器をコーディネートする。
音楽のみではなく、
写真のように、
今回は装丁の表紙の水彩画も描いてもらいました。

私も、便乗して、
同じテーマで、描きました。

夏休みをたっぷりつかった自由研究。
4アイテムは、「ワークブック」のような形式になっていて、
研究発表展示を見た同級生の皆さんも、
「これだったら、ワタシもやってみたいな」と、思える手の届くガイドつきです。

(1)「フレーズを考えてみよう」 テーマを表現するのではなく、音の配列を変えて、リズムを与えるだけの簡単なものです。
これだったら、誰でも鼻歌で経験済みのもの。自分でそれを記録するのは、大変ですが、講師の手助けで、記譜をするだけ。子供にはすぐできることですが、思春期を超えると「うまくやろう」「間違えない様に」と、できなくなることが多い様です。

(2) 「図形譜を書いて演奏してみよう」4コマ漫画のような記号を書いて、パーカッションで演奏をします。講師はピアノで即興演奏。息を合わせて、アンサンブルするという体験もできます。彼女は、これが楽しくて、2曲を作りました。

(3) 「しずかな小川」この作品に一番時間をかけました。最初のうちは、4小節ずつ。「どう進むか」をフローチャートのように選択してもらって、進めました。テーマを決めるのが、とても大変。インターネットの画像検索が、とても役に立ちました。

これらを、(3)→(2)→(1)の逆順で、レッスンを進めました。(3)だけだったら、もしかしたら、1曲だけで終わったかもしれません。でも、ステップを理解することで、「次は、こんな風にもやってみたい」と、違う展開もあることに気づいたと思います。

9月以降の「作曲」のレッスンでは、「聴音」や「ソルフェージュ」を経験して、次の力を蓄えようと思っています。

作品ができたご褒美に、私が製本をしている間、彼女は、自分で「ご褒美ビーズセット」で、ブレスレットを作りました。

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「作曲」の個人レッスンは、
年齢によっては、「音のパズル」のようなワーク、セッションも展開していきたいと思っています。

別の子の例です。
普段は、別のお教室でピアノレッスンに通っている子が、ジャズのビックバンドで感動した曲をピアノで弾きたいというリクエストをいただいて、私が、ハ調に簡単に譜面をおこしたものを弾くレッスンを希望されたお子様は、
「こどもジャズ」という項目で、ご予約されました。

事前に、譜面を送って、練習をしてきてくれたので、ほぼ1回で、録音してCDにするところまでできたので、「おまけ」のつもりで、多重録音で、パーカッションを演奏して足す方法を教えたところ、夏休みで来られる日に、一生懸命通ってくれるようになりました。その子が、そのうち自分で、最初からメロディを作りたくなったら、「作曲」の項目になることでしょう。
いろんな曲を演奏して、多重録音を楽しみたいのなら、このまま「こどもジャズ」か、ジャンルを問わなければ、何か、他のタイトルを考えたいと思っています。

もう一人、別の子の例。
特別支援級に通っている「愛の手帳」を持っているお子さんです。(一般的に言うと、障がいを持っているという言い方になります)行事での、普通級のお子さんと一緒に演奏するための、鍵盤のフォローアップと、彼女が大好きな、「ジャニーズ」のDVDを一緒に観ながら、パーカッションでアンサンブルをしています。彼女の夢は、「youtuber」だそうなので、いつか、そんな動画がアップできたら、いいな、と思っています。

まだ、例もあるのですが、回数を重ねてくれていてくださるお子様の例をご紹介させていただきました。

9/5発売の、【AERA with Kids】という雑誌に、「むらさきmusicラボ」の紹介広告記事が掲載されます。
記事の掲載にあたってのインタビューにて、
お子様の無限の可能性を願うご家庭のニーズ、特に、お父様方が、教育に情熱を持たれていることを知りました。

今現在、大人である皆さんを構成する要素が、
こども時代の様ざまな思い出によってできていることを思い出してください。

「むらさき音楽教室」という名前にしなかったのは、2つの意味があります。

一つは、私の祖母、ソプラノ歌手の「手塚久子」が、銀座に構えていたスタジオが、「手塚音楽研究所」。祖父が、そのむかいに、「岩井演劇研究所」を開いていたことから、「研究所」という名前だけでも受け継ぎたかったこと。

もう一つは、教える姿勢です。伝え手と聞きてという関係ではなく、一緒に考えて、共に成長し、どうしたら良い音楽に結びつくかを「研究」したいと思っているのです。

ラボがオープンする2年前から、幼稚園の閉園準備と並行するために、空き保育室に、楽器を所蔵する部屋を提供してもらったため、幼稚園行事の「作品展」で、「ひとりずつ違う手作り創作楽器」という少人数の幼稚園ならではの企画をしてしまったため、その時期の私は、幼稚園就業後、家事のために自宅に戻り、夕飯の片付けが終わると再び、幼稚園に戻って就寝時まで作業という日々が続いていました。

当時、中学生だった息子が、「またラボに行くの?」と、毎日、口に出していたので、太鼓がどうしたら、鳴るのか?弦の素材は、何が良いか?などを園児が持ち寄った廃品を使って、試行錯誤をしていた姿が、息子には、「研究」に見えたのだと思います。

「ものづくり」は、形に見えるものだけではありません。「教え方」も、「教育」も、「柔らかい考えかた」も、クリエイティブな作業すべてが、お手本なんかなくても、自分で一番最適な方法を見つけるのが、ベストなんじゃないかな、と思っています。オーダーメイドの方が、良いのは、教育も同じです。

6月にスタートしたばかりのラボで、初めての「作品集」が出来上がりました。これから、続々と、いろんな形が見えることと思っています。

2/11は、西国分寺駅前「いずみホール」での発表会があります。
次の目標に向けて、邁進していく所存です。

応援、よろしくお願いいたします。

新規のご予約も受け付け中です。

9月生より、個人レッスン料金体系を、頻度と時間によって、バリエーションを広げさせていただきました。
(在籍中の生徒さんは、据え置かせていただきます)