作曲の個人レッスンに通ってくれている小学3年生の子の作品の中から、2つをオムニバスで、間をパーカッションのソロ(ストームホイッスル、レインスティック、レインフォレストシード)でつないだ作品です。

客演に、2種のリコーダーをバグパイプ演奏家、作家の近藤治夫さんにお願いしました。プロの演奏者とコラボができたので、素敵な経験でしたね。

リコーダーは、木製なので、ピッチの調律が難しく、近藤さんは、本番まで、リコーダーを胸で温めて、ピッチを調整してくださっていました。古い時代の楽器は、モダン楽器のピアノと違って、調律が難しいのです。

MCでも言いましたが、ピアノなど楽器は早期教育が良いとされていますが、作曲となると、大人になってからと考える人が多いけれど、大人になってからいざ作ろう!と思っても、イメージがわかない。創造するという脳がすでに退化してしまっているということがあると思います。

感情や見た風景を曲にすることで、メモのように記録する。まずは、その意欲を育てようと思っています。

耳の訓練の分離唱(佐々木基之式)と、聴音、ソルフェージュは、毎回なるべく行っています。

もう一つは、「音楽で遊ぶ」ことを目的としている「リズムクリエイション」として個人レッスンに来ている子。結果的には、作曲をしているのですが、過程が、違います。ジャムセッションを重ねながら、後から曲になった感じです。実は、彼女は、夏休みから、「ジャズピアノ」というレッスン名で、通ってきていて、ジャズのスウィングで、「インザムード」を、私が簡単にアレンジしたピアノ譜で、連弾で弾いたりしていました。その後、自分でも曲が書いてみたいというので、彼女の理想の曲づくりのために、一緒に「MISA」を楽曲分析して、1曲、渾身の曲を作ったのですが、発表の場でそれを小学5年生の自分がMISAのように歌いあげるイメージは、ちょっと違ったようで、それは、もうちょっと、「大人の女」になった時にとっておこうと思いました。曲のテーマも、ちょっと人生を語るような重いものなので、これは勿体無いので、発表会というよりは、映画が1本撮れそうなので、倉にとっておいて、10年後に、出そうと思いました。

それで、気持ちをラクにするために、しばらくは、「遊ぼう」ということになり、いろんな楽器でセッションを重ねるうちに、自然にできた曲を発表することになりました。

写真でわかるでしょうか?バスドラに、自宅のぬいぐるみを詰めてミュートをしています。

ジュニアクラスの子が、これが羨ましくて、真似をしたかったようで、私が仲介して、文通したりもしていました。

アフリカの木琴バラフォンを選んだので、私は、ジェンベ太鼓、ジャワガムラン演奏家、現代音楽作曲家の福澤達郎さんに、「カリンバ」でサポートをお願いしました。

小学校の吹奏楽部でドラムを担当しているということで、スキルはあったのですが、ラボには、ドラムセットがありません。

サンバの小太鼓「カイシャ」をスネアドラムに、ジャムブロックをタム代わり、バスドラは、キッズドラムを私が改造して、サンバの分厚いヘッドを打面側に、表は、小さい径のフロントヘッドを探して、自分で丸く穴を開けたものです。

最近は、廉価に電子ドラムも入手できるし、アプリでなんでも手の中で音は変化できますが、自分の手でセッティングを考えて、配置も自分のやりやすいように考えて、アレンジも、自分で好きなようにやる方が、何倍も私は面白いと思っています。

「ジャズ」「作曲」「リズムクリエイション」と試してきた彼女が、次に何をやりたいと言い出すか、楽しみしています。

また、他の人で、「リズムクリエイション」だったら、やってみたいという人が現れても面白いだろうなぁ〜と思っています。

 

作曲の子は、一つの大作を作るのには、何ヶ月もかかるので、夏休みの自由研究としての作品を仕上げた後は、「ビーズアクセリー」作りの時間をプレゼントしました。

発表会後のご褒美は、「テディベア」作りの予定です。手作業をしつつ、いろんな後日談が聞けるのを楽しみにしています。